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時流に乗るな、多数派に巻き込まれたら脱皮して必ず少数派になれ      村野藤吾
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建設業界の深刻な人手不足
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今、建設業界は非常に人手不足に陥っている。
仕事はあっても職人がいないのである。

そう聞くと聞こえは良いが、ようするにこう言う事だ。
仕事の量が以前と比べて増えているわけではない。
元々あった仕事が強烈なコスト削減で値切りに値切られてそのツケが
職人の給料に跳ね返り職人は飯を食えなくなり辞めていった。
仕事量が以前に近くまで戻ってきた現在、既に職人の姿は建設現場には戻ってこなかった。
それでも、仕事量は最高時の8割だと思う。

仕事が増えたのではなく、職人がいなくなったのだ。

それは1日や2日では決して身につかない職人の技を長期的に育てていかなければ
ならないのは、下請けだけではなく元請のゼネコンの使命でもあるにもかかわらず、
過激な低価格競争に競争を重ね、資材のコストダウンはもちろん、労務費である
職人の日当自体をも最低に下げてしまった建設業界全ての責任であると感じている。

バブルの頃は大学卒のサラリーマンより中学卒の型枠大工の職長の方が給料はずっと良かった。
だからこそ、肉体労働にもかかわらずに一稼ぎしたい若者が職人を目指したのである。

しかし、建築工事費の叩き合いで職人の給料が下がったためにこれからの建設業界を背負うはずの
若き職人の玉子になりてが全くいないのが現状であり深く長いトンネルの入り口なのである。


公共工事や病院や役所の工事はRC造で行うのが普通であった。
しかしRC造では鉄筋工が鉄筋を組み型枠工がそこに枠をしてコンクリートを流し込む。
コンクリートを流すには、コンクリーット圧送職人(通称ポンプ屋)、土工が多数必要になる。
そしてコンクリートが固まったら型枠を脱形する通称バラシ屋が必要になる。
これらを何度も繰り返し上へ上へ階数を増やしていくのがRC造だ。

工期と職人の数がたくさん必要で、その職人がいないので工事が進まずに工程表も遅れがちだ。
そこでS造に設計変更して工期の短縮と職人の工種を減らすのである。

S増は基本的に基礎を打つとRCで基礎梁を打設してしまえば後は鉄骨を組み立てるのが速い。
RC造の棟上が数ヶ月かかるのに対してS造は数日~数週間で可能である。


大きな工事には毎月、安全衛生協議会やら災害防止協議会と呼ばれるものがある。
基本的に元請が前に、下請けがそれを聞くような形式で開催されるが、
最近の協議の内容はほとんどこの手の問題である。

元請が下請けに一方的に工事が遅れているから職人をしっかりと出すようにと言うと、
下請けは「わかりました」と言うしかない。
しかし、本当は職人はどこにもいないのである。

結局、一級建築士、一級建築施工管理技士、一級土木施工管理技士がたくさんいても
職人がいなければ何も進まないのである。
ただただ出来上がった図面を机上の空論の如く見つめるだけである。

建設業は国の基幹産業である。
まず、職人の技量に見合った賃金を約束し、優れた技術者を育てることこそが、
国を支える第一歩だと考えるのである。
by eos1d3 | 2014-10-23 19:49 | 徒然に | Comments(2)
Commented by 10R23B at 2014-10-24 19:02
ゼクさんの指摘通りです、今の建築業界の現状は・・・

自分も16年前まではALC職人でした。(分かりやすく言えばへーベルハウスの壁)
まあ自分の場合は、腰の骨が変形して続けられなかったので辞めましたが。
実際自分と同じように国家資格を持ちながらも、食べていけない若い職人が志半ばで
辞めていき、最盛期の2/3にまで数が減って行ったようです。

学校の勉強が少々苦手でも、技術と力と根性があれば一財産築ける仕事としての若人の受け皿だったのに
それさえも無くなってしまったこの国の行く末ってどうなるのか心配です。
Commented by ゼク at 2014-10-25 20:38 x
ロビパパさん、労務費である職人の日当まで削り取ってしまった結果、
今度は、建築物が建てられない事態になってきています。
今後、RCからS造に移行すると、さらに多くのALC職人が必要ですね。
鉄骨トビや溶接工も必要になります。
建築の単価を下げても職人の労務費を下げてはいけなかったんですよね!