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大阪中之島 ダイビル本館 2
さて、ダイビルの内部に進むはずが急遽、岡山国際のGTテストに行ったために伸ばし気味になってました。

2日間かけてダイビルを撮ったのは理由があります。
実は最初の日にダイビルの外部・内部の写真を撮影をしようと思い駐車場に止めて入口に向かって歩いて行くと
警備員がいたのであります。
僕の首と肩に大きなカメラがあるのを見つけて不審そうにしていたので僕は尋ねました。
「ダイビル撮影させてもらっていいですか?」すると、「外はいいけど中は許可がいるから今日は無理です」
と言いました。
僕はいろんな人がダイビルの内部の写真を撮っているのをBLOG等で見てましたからおそらく小さなデジカメや
携帯のカメラではOKで本格的な一眼では無理なんだと、その場は行ったん諦めました。
警備員がダメと言っているのに無理に入って撮影したらそれこそ刑事事件にでも発展しそうだったので
正規の手続きをふむことにしました。

ダイビル本社に問い合わせをしまして、内部の写真を30分だけ撮る許可をいただくためにメールを打ちました。
すると本社総務部の方より早速返事が来て、三脚不可、共用部のみ、の条件で快諾いただきました。
その方と話をして僕の気持が伝わったらしく「もうすぐ無くなってしまいますが、思いきり撮ってやって
ください」とうれしい言葉をいただきました。

以上のような手続きを経て僕は「オフィシャル、アマチュアカメラマン」として許可をいただき日曜日に
撮影する事が出来ました。なぜ日曜日に行ったかは後で分かると思います。

さて、大正時代に建てられた我が国のごく初期の貸ビルの内部です。

エレベーター周りや階段周りは全て大理石です!
大阪中之島 ダイビル本館 2_c0145198_15464322.jpg

大阪中之島 ダイビル本館 2_c0145198_1547320.jpg


貸事務所の方はかんな感じです!特に変わった感じはありません。
大阪中之島 ダイビル本館 2_c0145198_15483758.jpg


さて、このダイビルのメインの入口から入ってきたエレベーターホールが一番豪華です。
この日は日曜日の為に正面玄関は閉まっており、電気も暗いです。
でも、その華麗さは照明がないので余計に伝わってきます。これこそが僕は日曜日を選んだ理由です。
照明の点いた写真はたくさんの人が撮っていますが、照明の消えている日曜日には許可なしでは
撮影出来ないのでおそらく撮っている人もほとんどいないと思われるからです。

奥から玄関方向をみます!
大阪中之島 ダイビル本館 2_c0145198_15532155.jpg

照明が消えています。解体されるのを待っているかのようです。

私設郵便函です。上階とつながっていて上から投げ入れたものがここに集まります。
大阪中之島 ダイビル本館 2_c0145198_15555120.jpg


この場所から上を見上げます。大理石に囲まれたエレベーターホールとその吹き抜け部の豪華さが
静けさとともに伝わってきます。
大阪中之島 ダイビル本館 2_c0145198_15565990.jpg


さて、2階に上がってみます。この2階に上がるのも許可をいただいております。
大阪中之島 ダイビル本館 2_c0145198_1601175.jpg

大阪中之島 ダイビル本館 2_c0145198_1603066.jpg

大阪中之島 ダイビル本館 2_c0145198_161728.jpg

大阪中之島 ダイビル本館 2_c0145198_1612359.jpg


照明が付いている平日ならこんな感じみたいです。
大阪中之島 ダイビル本館 2_c0145198_1623855.jpg

どちらの方がいいでしょうか??

吹き抜けの部分から下を見下ろすと珍しいクリンカータイルが見えます。
大阪中之島 ダイビル本館 2_c0145198_1642753.jpg


僕はこの部分は照明なしの方が建物の建設当時の温かみがそのまま出ていると思います。
しれにしても手が込んでいてこんなに素晴らしいのに本当に壊してしまうのか、残念な気持ちが
一層大きくなりました。
ここでしていた腕章をお見せしましょう。「ダイビル」と書かれています。
大阪中之島 ダイビル本館 2_c0145198_1681411.jpg


撮影を終えて外に出ると、ただやっぱり空は青くダイビルが存在しているだけでした。
この場に建設され84年。おそらく来年の今頃にはこの場所から青い空しか見えなくなっているだろう。
大阪中之島 ダイビル本館 2_c0145198_16262643.jpg


ここに、重要な文化財がまたひとつ消えることになりそうだ・・・・・・。

撮影機材(全て手持ち)
1.2.4~10.13 EOS 5DMarkII + EF16-35mmF2.8L
3.12.13 EOS 1DMarkIII + EF24-70mmF2.8L

しかも5枚目と6枚目はISO3200です。信じられないほどクリアーです!
SILKYPIXでNRかけていますが、5D2は本当に高感度に優れています。
おそらく1D3のISO1000が5D2のISO3200くらいと思います。
科学と技術の進歩は凄いですね~~。
by eos1d3 | 2009-02-23 15:33 | EOS5DMarkII | Comments(16)
Commented by kotodaddy at 2009-02-23 16:57
「ダイビル」って何のビルなのか、関東の私なんかでは勉強不足もあって今ひとつ
分からなかったのですが、こういった貸し事務所が入ったテナントビルだったんですね。
2枚目の窓の開き方なんかは、ちょっと変わっていて面白いですね。
それよりも目に止まったのは「私設郵便函」です。上の階からも落ちてくるってのは
今のビルでも十分にやれそうなアイディアですよね。ウチのマンションなんかでもやって
くれれば、いちいちポストに投函しに行かなくても良くてラクなんですが^^
2Fなんかは、ゲームのバイオハザードに出てくる洋館の様です(笑)。
Commented by ゼク at 2009-02-23 17:31 x
kotodaddyさん!ダイビルっていうのは貸しビルの会社です。
大きな超高層ビルをたくさん持っていますよ!!
確かにこの手の古い建物は撮り方によっては「薄気味悪く」なります。
外観もただ古臭くてみすぼらしいとなります。この辺り、なかなか難しいところです!
確かに撮っていて誰もいないのでちょっとだけ怖かったのは確かです(笑)
Commented by wisteria_apr at 2009-02-23 17:53
このビルは近々解体されるものの、今でも現役なのですよね?
何処かの役所の旧庁舎も真っ青な建物ですね。これが解体されるのはつくづく
惜しいと思います。建物の場所が良すぎたのが災いしたのでしょうか・・・。

関東だとダイビルと聞くと秋葉原の再開発で建った超高層くらいしか思いつきません。
もともと大阪の会社だったのですね^^
Commented by ゼク at 2009-02-23 18:02 x
wisteriaさん!ダイビルというのはおそらく大阪ビルヂングから来ていると思います。
やはりこの時代の建物はお金がかかっていますね。設計者も施工者も誇りをもって
仕事していたと思います。

この場所は超一等地なのでやはり容積率を上げるためにも超高層になるんでしょうね。
1階には飲食店等もあり、僕が写真撮っていると「そんなん許可なしにみんな勝手に入ってきて
写真撮ってるで」と言ってました。しかし惜しいです。今度神戸に行くことがありましたら
「神戸商船ビル」を見てみてください!このビルと同じ設計者ですよ!
Commented by ThebasicsISO100 at 2009-02-23 19:39
こんばんは。
やはり、内部も豪華そのものでした!
造りも素材も素晴らしいものばかりで圧巻です!
写真で見る限り内部も全然綺麗なので解体されるのが不思議です!!
ドラマ「華麗なる一族」採用されてもよさそうな感じしました(笑)。

腕章を付けての撮影とはすごいです(笑)

Commented by ゼク at 2009-02-23 19:57 x
M5さん!この腕章を付けているとすれ違う人がみんな避けてくれました。
しかも会釈までしてくれます。おそらくダイビルの人が撮ってると思ったんでしょうね。
堂々とゆっくり撮れましたが、僕の腕ではこれが精一杯でした。
Commented by パイロン at 2009-02-23 20:47 x
こんばんは。
腕章までつけて、撮影されたとは凄い熱意ですね。
でもこのお写真を見ると、これが無くなってしまうというのが惜しいという気持ちが分かります。

ISO3200は、言われないと全然わかりませんね。鈴鹿1000kmのナイトセッションで、5D2で今までに無いものが狙えそうですね。
Commented by ゼク at 2009-02-23 20:56 x
パイロンさん!この腕章はちょっと大袈裟な感じがします(笑い)
しかしISO3200本当にびっくりするくらいのノイズレスです。

鈴鹿は本当に1000kmでしょうか・・・・。そうなればまた花火撮りたいですね!!
Commented by F1ましーん at 2009-02-23 23:02 x
こんばんは~!
純粋に勿体無いと思ってしまいます。
こんな物は二度と創れないと思うんですが・・・
しょうがないんですかねぇ~・・・・・はぁ
Commented by ゼク at 2009-02-23 23:16 x
F1ましーんさん!平成の現代に同じ物を作ろうと思えば躯体(コンクリートの本体)自体は
簡単に出来ると思います。何しろコンクリート打設にもポンプ車がありますし、クレーンで
材料を簡単に揚げる事も出来ます。
でも、細かい装飾が難しいでしょうね。職人の数が圧倒的に減っています!
ようするにこう細部に時間と金がかかるんですね!だから今の建築は面白くないのが
多いんですよ!
Commented by ysk524 at 2009-02-23 23:19
こんばんは。
ダイビルはたまに前を通ることはあるのですが、中は初めて見ました(笑)
もうすぐ見られなくなると思うと残念ですね。
しかし、5D2のISO3200、凄いですね。
思わず欲しくなってしまいました...
もちろん、買えませんが(涙)
Commented by ゼク at 2009-02-23 23:44 x
ysk524さん!僕は最近1D3と5D2の2台体制が多いです。
フルサイズとAPS-Hという事で同じレンズでも換えるとガラッと変わりますし、
なかなか便利ですよ!!

ダイビルですが、普通に誰でも中に入れます。一度入ってみてください!!
携帯で撮るくらいは問題ないと思いますよ!
Commented by 紅のぷた at 2009-02-24 01:12 x
こんばんは~。
これはスゴイっ!スゴ過ぎです!
私の住んでいる方にはこういった建造物はないので検討もつきませんでした。
特に天井の装飾?に唖然としました。
これを取り壊すのは本当にもったいないです!
しかしこれも時代の名流れと一言で言ってしまえばそれまでなのでしょうが、一部でもいいのでどこかで残してもらえるとビルも幸せなのでしょうが・・・。
ISO3200とはおみそれしました。
暗所での撮影はフルサイズ機が1枚も2枚も上手ですね。

神戸商船ビルですか?ここに行ってみたくなりました!
Commented by ゼク at 2009-02-24 09:30 x
紅のぷたさん!やはりこの時代の建物(大正時代)はこういったエントランスにアイデンティティを
感じますね。ただならぬ情熱を感じ受けます。

こういった情熱というのは今の時代に置き換えるのは難しいですね。
電気も重機もなんでもある今と、何もなかった85年前では何から何まで違うからです。
ですので本当に解体してしまうのは勿体ないと思います。
Commented by team_wild_birds at 2009-02-24 10:53
おはようございます♪
旧館はいいですねv^^
東京でも日本橋や神田界隈ですとこういう旧館は多いです。
腕章なんかつけてるともうプロカメラマンですね^^
軍艦島なども正規に公開されるようですから、撮影機会が増えそうですね
Commented by ゼク at 2009-02-24 11:43 x
野鳥探検隊さん!おはようございます。
東京や大阪は空襲をうけていますのでプリウォーの物は数が減ってきています。
やはり数が少ないっていう事は希少価値があるわけで保存対象になると思います。

僕としては大正期のRCはどれも値打ちがあると思っています。
ですので軍艦島のRCマンションもRC学においても極初期のものなので
僕も実際に見てみたい気持ちは非常に大きいです!
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