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BRITISH LEYLAND MINI COOPER S MkIII 購入へ
2018年 03月 20日
3月の上旬まで、フルレストアを待つ話になっていましたが、 記念すべき3月8日にショップより電話があり、いい情報があると!! それは、以前店主がフルレストアした同じMk-III Cooper Sが、 そのオーナーの都合で買い取って手元にあると言うのである。 今から半年待ってレストアして1年後に渡すのと、今すぐにそれを買うのと 今なら選択できますよという事であった。 待ってる車両(昭和45年5月式) 現状はボロボロの不動でサビが回っている。おそらくもう10年以上は止まったまま。 BRITISH LEYLAND MINI COOPER S MkIII ディーラー車でキャピタル系のAustin CooperS 1年かけてボディエンジンともにフルレストアする。もちろん新車なみのピカピカに!! 色も全て選べます。 入庫している車両(昭和45年9月式) 店主が9年前にフルレストアした車両で、そこから1000kmしか走っていない。 オーナーはほとんど走る時間がなく、屋根付き車庫に保管していた。 機械式タコメーターやオプションが多数装備。こちらは日英自動車系のMorris CooperS 写真はその一部で、エンジングリル越しに見える斜めのグリルステイがCooperSであることを 示しています。車検付きで完全整備して3か月後の渡し。 という事で、1年半待ってピカピカの自分色のCooperSか今すぐに乗るか悩みましたが 1年半後まで生きてるか死んでるか分からないし、はっきりいって日本国内に現存している たった50台のBRITISH LEYLAND MINI COOPER S MkIII の2台が同じ店にあると言う 軌跡に触れ合って、幾分興奮していて、買いますと!答えたのでした。 若干、待ちたいところはありますが、後悔はありません。 もう一度、おさらいすると、ゼクさんなんでこんな古いボロボロのMiniがいいんやろ?と 思うかもしれませんが、OLDミニの世界にも結構なファンはいます。 1959年~2000年までに製造されたBMWミニの前のミニの事です。 現在のBMWミニは全く関係のない別のモノで、名前のパクリと思っています。 簡単に言うとミニは 1959~1971までと1971~1990と1990~2000年に分けれます。 昭和34年に誕生したミニに当時のF1コントラクターズチャンピオンのジョンクーパーが チューニングしたエンジンでラリーやレースを戦ったスペシャルバージョンがミニクーパー 1960~1967がマーク1 1967~1969がマーク2 1970~1971がマーク3 です。 クーパーの種類にはスタンダードクーパーとクーパーSがあります。 スタンダードクーパーは997ccと998ccが存在し今でも結構残っています。 クーパーSは970ccと1071ccと1275ccがあり、それぞれのレースのレギュレーション 1000cc、1100cc、1300ccを戦う為だけに作られたモデルです。 ただ、英国の自動車産業はこの時期斜陽の時代でリストラに次ぐリストラで縮小を余儀なく されていました。そんな中、miniにもその影響は大きく関わって、マーク3の時代には スタンダードクーパーもなくなり、970cc、1071ccのクーパーSもなくなりました。 しかし、英国の誇りを掛けて1275ccのクーパーSだけは1年間だけ1570台作ったのです。 私の小学生の頃からの憧れは、この最後の1年に作られたミニクーパーSの最終モデルなのです。 日本に入ってきたのはデーラー車が20台、並行輸入が60台とされています。 今残っているのが50台で、私のはその中の1台です。 ミニファンにはたくさんいて、ビンテージ、クラシックカー的なMk-1、中途半端な Mk-2、そして私のような時代に翻弄されながら細々と生き残ったMk-3 どちらにしても、クーパーSの本物のオーナーになることはミニファンの憧れなのです。 家族の理解と、何より28年前になけなしのお金で会社を興した両親に感謝いたします。
by eos1d3
| 2018-03-20 18:47
| 徒然に
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Comments(2)
Commented
by
wataru-wata at 2018-03-22 11:34
ゼクさん、こんにちは。
思い入れのある車のご購入、おめでとうございます☆ 文脈から、その嬉しさが沢山伝わってきます。 古い車は本当にその一瞬の出会いが大事ですよね。 納車された後の喜びの記事を楽しみにしています!!!
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Commented
by
ゼク
at 2018-03-23 14:00
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